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バルセロナは終わってしまったのか?

らいかーると「さて、今回はバルセロナについて考えろ!という指令が下ったので2人で考えてみようと思う。」

てんかーて「バルセロナについて語らせたら、僕らにかなう人材はそうは見つからないだろうからね。」

らいかーると「最初に、バルセロナについて考えろと指令がきた理由から考えていこうか。」

てんかーて「それは簡単だね。バルセロナは魔の一週間を過ごしたんだ。CLでアトレチコ・マドリーに負け、リーガでグラナダに負け、そして国王杯でレアル・マドリーに負けた。つまり、3冠の可能性がたたれてしまった一週間だったんだ。だから、世界中は大騒ぎ。バルセロナは終わってしまったのかってね。」

らいかーると「バルセロナは終わってしまったと思う?」

てんかーて「単刀直入な質問だね。今までのように世界を支配する時代は終わったと言ってもいいかもしれない。それでも、常に3冠の可能性を4月まで残すような結果は残していくと思うけどね。ただ、終わったって単語が強烈すぎるよ。バルセロナが終わっているとすれば、イタリアのクラブチームなんていったいどう表現したらいいのかわからなくなってしまうよ。オランダリーグとかどうすればいいんだい?」

らいかーると「チームには目標やノルマがあるからさ。イタリアのチームは何年も連続でCLのベスト4に入り続けます、なんて無謀なノルマを設けるわけがないよ。だから、彼らを終わったと表現するのはちょっとどうかと思う。というか、今日はバルセロナの話だよ。なぜ終わったと思うんだい?」

てんかーて「僕らの時代もグアルディオラの時代もそうだったんだけど、バルセロナの終わりの始まりは、プレッシングの強度不足から始まる。バルセロナはボールを保持したいという考えを持っているね。それを実現するには、自分たちがボールを保持しているときに長くボールを保持しようという意志、そして相手がボールを保持しているときに一秒でも早くボールを奪い返そうという意志が必要になるんだ。」

らいかーると「その理屈で言うと、相手がボールを保持しているときに一秒でも早くボールを奪い返すためのプレッシングの強度が落ちることがバルセロナの終わりの始まりということかな?僕らの時はロナウジーニョがサボり始めていたね。バルセロナ以後のロナウジーニョはよくわからない迷路をさまよっているようだったよ。」

てんかーて「基本はそこだよね。今だったらメッシがまさにそれにあたる。自分の持ち場を離れて、相手のCBまでシャビがプレッシングをかける場面なんて泣けてくるよ。でも、それは相手のDFラインがセットしている状況での話になるよね。またはバックパスをしたときとか。」

らいかーると「相手からボールを奪い返すのは、こちらのボールを奪われた時、というやつだね。ゲーゲンプレスなんて言葉が流行ったように、ボールを奪われた時の準備はバルセロナの得意技だった。その中心人物はブスケツだね。相手の攻撃を遅らせたり、攻撃方向を限定したり、殆どの場合はボールを奪ったりと獅子奮迅の活躍だった。でも、昨シーズンからブスケツにその攻守の切り替えタイミングを狂わせる仕掛けが生まれている。」

てんかーて「国王杯ではベイルが嫌らしいタイミングでブスケツ周りに出没していたね。あのポジショニングはブスケツに攻撃参加させないという意味よりも、ブスケツに最初の守備者として働かせない目的がある。こうして、バルセロナは相手がDFラインでボールを回している時、そして相手にボールを奪われたときの攻守の切り替えにエラーが出てくるようになった。このダブルパンチはけっこうめんどくさいよね。」

らいかーると「ブスケツ問題については置いておこう。これは相手の対策の話だからね。自分たちの問題、つまり走らなくなった問題についてはグアルディオラの方法が興味深かったね。」

てんかーて「ロナウジーニョ、デコたちを放出したグアルディオラが信用したものは血だね。カンテラの血。下部組織出身の選手はチームの為にどこまでも走り続けると考えたのだろう。なので、グアルディオラになってからカンテラ出身の選手は大勢になった。たまに、11人全員が、なんてこともあったよね。」

らいかーると「でも、メッシが走らなくなったね。あれは何なのだろうね。やはりアルゼンチン人だから意味合いが違うのかね。セスク、イニエスタ、ペドロ、シャビあたりは走る走る俺たちばかりに走っているけどね。」

てんかーて「ゆく河の流れは絶えずして、ってやつだよ多分。」

らいかーると「この状況にさらに拍車をかけたのが時代の流れだね。特にドルトムントがもたらしたものは大きかったと思うよ。彼はハイプレッシングからのカウンターの連続という必殺技を見出した。簡単に言うと、相手の守備ブロックが整っていないうちに攻めきってしまいましょうという考えだね。」

てんかーて「試合の局面がいっつも同じだと、試合のリズムやテンポに変化が訪れなくなってしまう。バルセロナが常にボールを保持している状況では、一定の幅でのリズム変化しか望めないんだよね。相手の守備ブロックも準備万端だし。ならば、相手に攻撃をさせてカウンターで局面操作をするというのは理にかなった方法になる。これを考えると、別にメッシが守備をしなくても問題ないとなってしまう。だって、相手に攻めこませたいのだから。話は最初に戻んだけどさ、ボールを保持する時間を長くするという意志はこの流れに反してしまうんだよね。だって、相手の守備ブロックが整っていないときに速攻をしたいんだからさ。」

らいかーると「そのわりには、セスク、イニエスタ、シャビ、メッシ、ネイマールを同時起用するウイイレみたいな采配するんだよね。ポゼッションを重視する場合には、強度が落ちてきている守備を改善しないといけないんだけど、それは見られないという矛盾したお話だね。」

てんかーて「相手を押し込んで攻撃するときのバルセロナの問題点はイブラヒモビッチの不在にあった。まあ、守備をしてくれなかったらから追い出されちゃったんだけどね。その解決策がオフ・ザ・ボールの動きにあった。セスクの加入でメッシとセスクを縦に並べる形はなかなかの迫力だったと思う。もともとはビジャとペドロが得意としていたんだけどね。」

らいかーると「それって一年のタイムラグが有るよね。1011シーズンのバルセロナはSBをWGのように使う場面が見られた。実際には3-4-3の導入やメッシのゼロトップ対策のためにCFを起用したシーズンだったよ。」

てんかーて「重要なことは縦幅と横幅を使う仕組みを何とか維持しようと試みていることだった。ネイマールの獲得はマーケティングの要素が強いみたいだけど、サイドを独力で突破してくださいという意味では理解できる獲得だった。」

らいかーると「でも、最近のバルセロナはCFをおかない。別にCFはペドロでもいいと思うんだけどね。サイドの攻撃もSBのオーバーラップはあんまり見られない。特に右サイドは壊滅的。左サイドはイニエスタ起用のためジョルディ・アルバが頑張っているけど、ロナウジーニョ×ファン・ブロンクホルストのような関係性はあまり見られない。」

てんかーて「3バックも使わないし。相手がこうきたからこうするというバリエーションが減っている気がするよ。メッシが落ちてくるのはいいとしても、代わりに誰を飛び出させるんだという話になる。ネイマールが中央にいたほうが相手は嫌な気がすると思うんだけどね。意外に裏抜けやゴール前で相手のマークを外すのは上手いし。」

らいかーると「そろそろまとめようか。」

てんかーて「守備面においては、相手のDFラインを窒息させるようなプレッシング強度の低下、攻守の切り替えの中心人物を抑えられたことによるボールポゼッション機会の現象、また相手に攻撃機会を与えるようになったことが厳しい。」

らいかーると「攻撃面においては、オフ・ザ・ボールの動きでごまかしていた部分がオフ・ザ・ボールの動きをする選手の現象にともないごまかしがごまかせなくなってきている。なので、背の高いCF募集みたいな状況になっている。起用法の問題が大きい。オフ・ザ・ボールの動きを得意としている選手はいるからね。そして速攻も取り入れたことでボールを保持する意志にゆらぎが出てきた」

てんかーて「あとは守備組織の発達もあげられるだろうね。時代の流れってやつだ。」

らいかーると「メッシを放出しろって声もあるけど、どのように思う?」

てんかーて「移籍で誰も獲得できないかもしれないのに、メッシを売ってどうするって思うけどね。」

らいかーると「バイエルンはロッベンとリベリでごまかしている。ネイマールで一人分は何とかなるから、サイドからゴリ押しできる選手を獲得できれば、メッシがいなくなっても何とかなるかもしれないね。でも、そんな選手いる??」

てんかーて「ちょっと思いつかないね。」

らいかーると「メッシを走るようにするためにはどうしたらいいのだろうね」

てんかーて「シメオネを呼んでくればいけそうだけどね」

らいかーると「ではまた。」
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