サッカーの面白い分析を心がけますZ

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ブラジルワールドカップの総括をしよう!!!

らいかーると「さて、今回はブラジルワールドカップの総括をせよ!!という命令が届いた。」

てんかーて「こちらのブログでやるということが、やる気のなさを如実に表しているのは気のせいか。」

らいかーると「こっちのほうが適当に書けるというのは事実だが、だからこそ書けることがあるというのもまた事実なり。」

てんかーて「では、始めていましょう。最初にトレンドの整理から始めていこう。」

らいかーると「ゆく河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず。流行は繰り返されるけど、元の型とは姿をかえているので、しっかりと吟味する必要が有る。」

てんかーて「最近の流行は何だろうね。」

らいかーると「攻撃面ではボール保持者をフリーにすることだと思うよ。ゾーン・ディフェンスはボール保持者にプレッシングがかかっていることが前提。マンマークはその名の通りで相手を全部掴まていることが前提だからね。いかにして、攻撃の起点を自由にするかは色々なチームが工夫していると思う。」

てんかーて「ただ、守備側の理屈からすると、カウンター要員残しで相手に攻撃参加させない、だから相手のCBはフリーでもOKとか、そのエリアからはプレッシングをかけないとかあるから、一概にどうこうは言えないけれど、間違ってはいないだろうね。」

らいかーると「守備面では、攻撃で相手の守備をどうこうするってのは難しくなりつつあるね。ゲーゲンなんちゃらが終わりを告げたってドイツの誰かが言っていたけど、バルセロナの攻守の切り替えも機能しなくなってきている。その理由は2つあって、自分たちのネガトラの圧力が落ちたという単純な理由。そして、相手がネガトラ回避のために、組織的、そして個の能力が洗練されてきた事情がある。」

てんかーて「まだあるよ。ボールポゼッションに対して、相手に依存しすぎないポジショニングで守る中央圧縮のゾーン・ディフェンスが出てきたことも忘れてはいけない。ボールを循環させることで相手のポジショニングをずたぼろにすることが自らの攻撃で相手のカウンターを破壊することにあるんだからさ。レアル・マドリーもアトレチコ・マドリーも見事なゾーン・ディフェンスでカウンターを何度も成功させていたのが記憶にあたらしいね。」

らいかーると「こういった流れ、トレンドから考えると、ワールドカップの特徴はどうだったんだろうね。」

てんかーて「多く見られたのが相手にポジショニングに依存するマンマークディフェンスだったのはちょっと興味深いね。ただ、この方法はセリエで見られる3バック、または、人海戦術により、ゾーン・ディフェンスの隙間にポジショニングする選手を捕まえるものとして、今でも多く見ることができる。いわゆる有力なチームが採用している方法かと言えば、疑問が残るけれど、だからといって時代遅れだなんていう必要はないね。ただ、未来に繋がるかといえば、すでに消費された方法といえそうだけども。」

らいかーると「攻撃面では猫も杓子も4バックからの3バック変化だったね。マンマークのチームが多かったから、動的な崩しや個の能力で打開できるチームが上に上がっていったと思うよ。動的な崩しというのは、フリーランニングによるスペースメイクなどの話ね。スペースがなければ、走って作ればいいというのはかつてのアーセナルの得意技だった。」

てんかーて「いかに相手の背後に走りこむかという話だね。」

らいかーると「特にSBの裏のスペースだね。そう考えると、教科書に忠実だと言っても良いね。」

てんかーて「では、印象に残っているチームについて考えていこうか。」

らいかーると「最初はオランダかな。ロッベンとファン・ペルシーをカウンターを要員で残すために5バックに変換したのは楽しい発想だった。しかもだよ、それまでのオランダはクライフ御大を怒らせるようなサッカーをしていた。だから、ワールドカップの予選では新しい選手、今回の大会でDFラインを務めていた選手をたくさん起用して、モダンなサッカーをしていたんだ。でも、本番はいつものサッカーに戻っていた。勝つためには手段を選ばないというファン・ハールの一面が見ることができたね。」

てんかーて「予選と本戦は別物だという考えかもね。ストロートマンとファン・デル・ファールトが健在だったら、計算式も変わっていたのかもしれないけども。大切なことは、ロッベンたちを輝かせるために、自陣に撤退して彼らにスペースをあたえる、という考えだね。ロッベンはMVPに選ばれてもおかしくない働きだった。」

らいかーると「次はドイツ。自分たちのサッカーなんてしらねーみたいなサッカーだったね。出来損ないのカメレオンって言葉を使わせてもらっているのだけど、ドイツはいいカメレオンだったか、というとどうだろうね。」

てんかーて「色々なことができるというのは、戦術の幅があるということだし、様々な状況に対応できるから素晴らしいことだよ。ただ、その中でも俺たちはこれが一番得意で強いというものがないと、本来はぶっ壊されるのが世の常だったんけどね。今回のドイツはどの局面が一番強いか非常に見えにくかった。」

らいかーると「それはどの局面も強いから、ということにはならないのかい??」

てんかーて「アルジェリア戦がいい例だけど、ボールを持たされたときに必ずしも強さを発揮できないんだよね。アルゼンチン戦も90分で決着をつけられなかったでしょ??この2試合は結果が逆になっていてもおかしくはなかった。ドイツはここのクオリティが上がれば、手が付けられなくなると思うよ。ただ、だからといって、自陣に撤退した守備が強いかというと、そんな印象もない。だから、今までスペインにやられてきた歴史がある。」

らいかーると「その点はグアルディオラの指導でもっと発展していきそうだけどね。次のEUROでスペインを直接倒せば、ドイツは積年の呪いから解放されるというわけだね。伊はプランデッリでなくなれば、どういうサッカーに変容していくかわからないしね。ただ、スペインもシャビとピケを試合に出さなかったようにどこに向かっているかわからんけどね。」

てんかーて「そういう意味では賽は投げられたという展開になるかもしれんね。」

らいかーると「次はアルゼンチン。アルゼンチンはペケルマン、ビエルサ以降に追い始めたので、良い印象がまるでない。初めてコパ・アメリカを観たときに、南米のサッカーに仰天させられたことを覚えているよ。3-4で守るか、4-3で守るかそれが問題だ!!みたいなサッカーで満ち溢れていた。これが南米だ!!って考えさせられた」

てんかーて「そんなアルゼンチンがファイナルラウンドからいきなりモダンな4-4-2に変更。しかも、GKとDFのスペースを埋めることで、FWとMFの間のスペースを捨てても問題ないことを証明してしまった。未だに攻守分断と言われるのはちょっとかわいそうだね。特に決勝戦はCLでもよく見られる試合だったよ。しかも、カウンターで決定機を3度作ることに成功しているし。どっちに転ぶかわからない決勝戦だったと評価すべき試合だった。」

らいかーると「やっぱり守備の頭数は必要だよね。レアル・マドリーも4-4で守り倒してから一気に安定したイメージが強いし。そういう意味でブラジルはどうだったんだろう??」

てんかーて「ドゥンガ時代は全員攻撃全員守備が機能していた。スコラーリも同じイメージは持っていたと思うんだけど、実際に前線の2枚は深追いしすぎだったと思うよ。アルゼンチンはいっそのことわりきっていた。もちろん、連動すべきときは連動した守備をみせていたけどね。ブラジルは割り切れなかったので、中盤の中央コンビがよくわかんないポジショニングになっていたのだと思う。マスチェラーノたちのように、しっかりとどの位置から守備を開始するか定めることができれば、同じくらいに守れたとは思うけどね。ただ、フレッジに守備免除が必要かどうかは議論をするまでもなさそうだけど。」

らいかーると「では、きりのいいところで」

てんかーて「質問があればコメント欄に登場してください。」

コメント

各ポジションの傾向について

いつも楽しく読ませていただいています。
こちらではない方のブログでSBにCBの役割ができる選手が置かれているチームが散見された、とありましたが、
各ポジションの傾向についてはどう思われましたか?

  • 2014/07/20(日) 21:55:06 |
  • URL |
  • same #-
  • [ 編集 ]

No title

すいません。質問ではないのですが書かせていただきます。
日本vsコロンビアのレビュー待ってます!

  • 2014/07/30(水) 13:35:44 |
  • URL |
  • #-
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